2012年09月08日
長く素晴らしく憂鬱な一日。
私はもともとそそっかしい、というか
不注意なところがある、と人からよく指摘をされます。
自分でもそういう自覚が少しあって、
例えば車の運転をするときなどは
いつも通る道にラーメン屋ができていたり
晴れ着のおねいさんが歩いていたりするとつい目をやってしまい、
路肩の桜が満開であったり、花火が上がったりした日には
ボー然とそれらを眺めてしまい、
助手席の人が「前!」と叫ぶ、ということが間々あります。
これは不注意以前の安全運転に対する心がけのモンダイであるのかもしれませんが、
いずれにしても「このくらいはまあ大丈夫であろう」という、
危機に対する認識が甘い、ということは
自分でもほんのり納得している部分があります。
先週の夜のこと。
閉店後、お店の装飾を、真夏から初秋バージョンに替えようと、
ヒマワリやらあさがおのディスプレイをかたずけ、
コスモスを飾りました。
2時間も費やしたでしょうか。天井の幕も空色から暮れなずむスミレ色にしました。
人心地ついて、「やっこらせえ」と、エステ用の椅子に座ろうとしました。
この時、この椅子がゴマ付きであるのできちんと腰かけないと動く、ということを
心の片隅にでもとどめていたらこのあとの惨劇はなかったのですが、
な~んにも考えずに、「やっこら・・・」と腰を落とすと、
表面が塩化ビニールでできているので、つるりん、とすべって
お尻の圧力で椅子がはるか後ろへはじけ飛び
コンクリートにラバーを張っただけの床にまともにお尻から落下してしまいました。
約1メートルの高さ。これくらいが一番危ないのです。
きゃたつ、などで作業しているときは、落下=90%以上の確率で救急車、となるので
全神経を集中させていますがこれくらいの高さが一番危ない、などとじじいのようなことを言っておりますが
本当にこのときは、あれま? というくらい簡単に尻もちをつきました。
ただの尻もち、ならよかったのですが、打ちすえたとき、
ゴキッ
と音がしたような気がしました。
ちょうど人間にシッポがあればこの辺りから生えるであろうなあという
お尻の上の骨、つまりは尾てい骨、をしたたか打ってしまったのです。
エビ反るほどの痛み。(これはいかんコケかたや)
店の床で体をくの字に曲げて、猛烈な痛みとタタカっているうち、
猛烈に笑えてきました。
お尻を売ったら笑いながらなんとか、とかエンギでもないことを聞いたことがありますが
痛いのに猛烈に笑えてくるのです。
体をエビ反らせたまま、「うわっはっはっは」と、
痛いのに笑いが止まりません。これは打撲レベルでの痛みではありません。
猛烈な痛み。あぶら汗がにじみ出てきます。立ち上がることすらできません。
なのに笑いが止まりません。
笑うと尾てい骨に響いて、これが痛みを増幅させているのですが
どこかの笑う神経細胞にスイッチが入ってしまったみたいに笑いが止まらないのです。
長い長い時間が経ちました。
ようやくヒイヒイいいながら上体を起こしました。
あくる日、病院でレントゲンを撮ったら、案の定、
尾てい骨にひびが入っていました。
あれから1週間。
なんとか痛みもすこしおさまってきましたが
バイクに乗ると振動が尾てい骨を直撃して
痛いのに笑えてきます。
なので、ミーアキャットのように腰を浮かせなければなりません。
腰を浮かせてもバイクの振動は手などから伝わって尾てい骨に届き
わきの下をくすぐられているときのようなこそばゆさが尾てい骨から全身をかけめぐり
笑いが止まらなくなります。
バイクで立ち乗りして大笑いしながら走っていると
事情を知らない人からするとかなり危ない人物、通報、連行、逮捕などということになるやもしれず
ただいまは近場はてくてくと歩くようにしています。
それにしてもお尻を打つとなぜ笑えるのか。
謎は深まるばかりです
不注意なところがある、と人からよく指摘をされます。
自分でもそういう自覚が少しあって、
例えば車の運転をするときなどは
いつも通る道にラーメン屋ができていたり
晴れ着のおねいさんが歩いていたりするとつい目をやってしまい、
路肩の桜が満開であったり、花火が上がったりした日には
ボー然とそれらを眺めてしまい、
助手席の人が「前!」と叫ぶ、ということが間々あります。
これは不注意以前の安全運転に対する心がけのモンダイであるのかもしれませんが、
いずれにしても「このくらいはまあ大丈夫であろう」という、
危機に対する認識が甘い、ということは
自分でもほんのり納得している部分があります。
先週の夜のこと。
閉店後、お店の装飾を、真夏から初秋バージョンに替えようと、
ヒマワリやらあさがおのディスプレイをかたずけ、
コスモスを飾りました。
2時間も費やしたでしょうか。天井の幕も空色から暮れなずむスミレ色にしました。
人心地ついて、「やっこらせえ」と、エステ用の椅子に座ろうとしました。
この時、この椅子がゴマ付きであるのできちんと腰かけないと動く、ということを
心の片隅にでもとどめていたらこのあとの惨劇はなかったのですが、
な~んにも考えずに、「やっこら・・・」と腰を落とすと、
表面が塩化ビニールでできているので、つるりん、とすべって
お尻の圧力で椅子がはるか後ろへはじけ飛び
コンクリートにラバーを張っただけの床にまともにお尻から落下してしまいました。
約1メートルの高さ。これくらいが一番危ないのです。
きゃたつ、などで作業しているときは、落下=90%以上の確率で救急車、となるので
全神経を集中させていますがこれくらいの高さが一番危ない、などとじじいのようなことを言っておりますが
本当にこのときは、あれま? というくらい簡単に尻もちをつきました。
ただの尻もち、ならよかったのですが、打ちすえたとき、
ゴキッ
と音がしたような気がしました。
ちょうど人間にシッポがあればこの辺りから生えるであろうなあという
お尻の上の骨、つまりは尾てい骨、をしたたか打ってしまったのです。
エビ反るほどの痛み。(これはいかんコケかたや)
店の床で体をくの字に曲げて、猛烈な痛みとタタカっているうち、
猛烈に笑えてきました。
お尻を売ったら笑いながらなんとか、とかエンギでもないことを聞いたことがありますが
痛いのに猛烈に笑えてくるのです。
体をエビ反らせたまま、「うわっはっはっは」と、
痛いのに笑いが止まりません。これは打撲レベルでの痛みではありません。
猛烈な痛み。あぶら汗がにじみ出てきます。立ち上がることすらできません。
なのに笑いが止まりません。
笑うと尾てい骨に響いて、これが痛みを増幅させているのですが
どこかの笑う神経細胞にスイッチが入ってしまったみたいに笑いが止まらないのです。
長い長い時間が経ちました。
ようやくヒイヒイいいながら上体を起こしました。
あくる日、病院でレントゲンを撮ったら、案の定、
尾てい骨にひびが入っていました。
あれから1週間。
なんとか痛みもすこしおさまってきましたが
バイクに乗ると振動が尾てい骨を直撃して
痛いのに笑えてきます。
なので、ミーアキャットのように腰を浮かせなければなりません。
腰を浮かせてもバイクの振動は手などから伝わって尾てい骨に届き
わきの下をくすぐられているときのようなこそばゆさが尾てい骨から全身をかけめぐり
笑いが止まらなくなります。
バイクで立ち乗りして大笑いしながら走っていると
事情を知らない人からするとかなり危ない人物、通報、連行、逮捕などということになるやもしれず
ただいまは近場はてくてくと歩くようにしています。
それにしてもお尻を打つとなぜ笑えるのか。
謎は深まるばかりです
Posted by チャームサロンカワサキ&フェイシャルクラブ at 22:20│Comments(0)
│せんむのブログ