2012年11月10日

ナビがむせぶ道・高野龍神。

紅葉の季節、がやってきましたik_18

和歌山市内はまだまだですが、東北や日光のあたりから紅葉の便りが届くころになると

和歌山では高野山や、高野龍神スカイラインが紅葉の見ごろを迎えます。

ちょうどテレビのニュースで、日光中禅寺湖の紅葉が今真っ盛り、というニュースが流れたので

たまの休日、晴天、気温18度という誠に良いお日柄でもあり

車で高野龍神スカイラインへ向かいましたik_34


高野龍神スカイラインは、和歌山県と奈良県の県境の紀伊山地を

山の尾根に沿って走る見晴らしバツグンの道で

かつては有料でありました。

北の入口は高野山から南へ少し走ったところにあって

スカイラインの入口で、道ができた当時、確か1000円ほど取られたキオクがあります。

1000円は高いなあ、と思いながらも、花園のアジサイ園の辺りから、

右手には和歌山県の、海に向かってやや標高を下げるかのような重畳としたやさしい山並みを、

左手には奈良県の、さらに険しさを増す山塊を眺めながら走っているうちに誠に爽快な気分になるんですがface02

数十キロ走って終点になるとまた今度は出口ゲートで1000円ほど取られて眉間に縦ジワが入るface09、という

やや、お高いロードでありました。

今では償却期間が終わって、無料で絶景を堪能することができるオススメドライブルートです。


和歌山市を出て50分ほど、紀ノ川を遡上するように、東へ東へと走ります。

市街地を抜け、刈り取られた田んぼや、

二つ三つ実を残して枝だけになった柿の木などが心を和ませてくれますicon06

やがて紀ノ川の流れが少し狭隘になると、突如、鬱蒼とした木々に囲まれた大きな中州が現れ、

紀ノ川は二股に分断されます。

この中州は「へび島」と言います。

なんともおどろの名前なのですが、

こんもりとした中州の森は、本名を「船岡山」と言い、

中には広島と同じ名前の「厳島神社」というお社があるらしいです。

ナビがむせぶ道・高野龍神。



ありがたい中州なのですが、子供の頃助手席からこの島を眺めていると、

実際に蛇が岸から中州へ、あるいは中州から岸へ向かって

あきらかにそれしかない水紋を描きながら泳ぎ渡っているのを目撃したことがあるので

恐らくあの森の中では蛇がとぐろを巻いているのではないだろうか、と、未だに想像をさせられます。


この中州を過ぎて、国道を右に曲がり南下すると、道は山間になります。

焼き餅で有名な花坂、という集落を過ぎると、道は急峻になり、高野山へと駆け上ります。


続く\(-o-)/face07









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Posted by チャームサロンカワサキ&フェイシャルクラブ at 21:59│Comments(0)せんむのブログ
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