2012年11月25日
奈良の春日野 2。
ヒサビサの奈良公園は、大勢の観光客で賑わっていました。
商店街を抜けて、興福寺の境内を通りました。
興福寺の五重の塔が、晩秋の青空に燦然と聳え立っています。

奈良は、景観条例で、この五重の塔よりも高い建造物を作ってはいけない、という
ことになっているらしい、ということを昔学生時代に、奈良に住む友人から
聞いたことがありました。
「上には建てられん。下を掘ったら遺跡が出てきて工事ストップや。
そんなんばっかりや。」友人がボヤいていたことを思い出しました。
広い境内の向こうは、きれいに手入れされた奈良公園が広がっていました。

つきぬけるような青空に、常緑樹の森。
大勢の観光客。そしてその中に、奈良公園なので当然ですが、鹿がいます。
東大寺における、神の使いであります。

観光客に混じって、鹿が悠然と歩いている、ということの不思議を感じます。

角は、ありませんでした。
そういえば駐車場から外へ出る途中、こんなポスターを見かけました。

どうやら、角は切られたて、のようです。
こんな看板もいたるところにありました。


奈良の鹿は基本おとなしいですがあくまで野生ですので
何があってもしりませんよ、という看板です。
しかも鹿はどうやらこの季節がいわゆる「ハッスル月間」のようで、
「ハッスル」が過ぎて気性も荒くなっているのでどうやら角を落とされる、みたいです。
東大寺に向かう参道にたむろする鹿たちは、皆一様におとなしく
観光客に頭をぽんぽん、とされても嫌がる気配すらありません。

長く広い参道を抜けると、目の前に東大寺大仏殿が広がりました。

蒼穹の空に映える、あおによし奈良の都の大仏殿。
あたりまえですが巨大、であります。
パンフレットによると758年建立で
それから焼き討ちにあったり台風で倒壊したりとっすったもんだがあって
今の伽藍は1709年再建、というのですが
今から300年以上前にこんなモノを作るとはやはりこの私たちの国ニッポンの物作りにかけての技術と情熱は、
などと感心させられます。
時節柄今がピークなのかも知れませんが、修学旅行の生徒の数が半端ではありません。

小学生、みたいです。
広島あるいは岡山弁、らしき「じゃけん」系のコトバが飛び交っています。

本殿脇で大勢の修学旅行の子供たちがカタマリになっているので
何があるのかと覗いてみると、柱に穴が開いていて、そこをくぐりぬけると何事かエンギが良い、ということで
ひとりづつ生徒がその穴をくぐっています。
くぐり抜けたところで先生が2人待ち構えていて、生徒を穴から引っ張り出して
上半身を出したところでVサインをする、ということを延々、くりかえしています。

穴を抜ける、だけならそんなに時間はかからないんでしょうが
出てきたところをいちいちカメラを構えてVサイン、をさせているので
列がなかなか進みません。順番待ちをしている生徒はおそらく100人以上いたようなので
1時間はかかるであろうなあ、なにもVサイン、をさせてまで撮る価値があるのか、
あの先生たちにとっては後々あるのであろうなあ。
退屈で半怪獣化した子供たちの嬌声歓声罵声が高天井の伽藍に共鳴反射して
うるさいのなんの。
早々に本殿を出て、お水取りで有名な二月堂へ向かいました。
ここも修学旅行の生徒たちに席巻されていましたが
大仏殿のような喧騒はありませんでした。

お堂へ続く石段を、ひとかたまりになって登っていく姿が
どこまでも続く青い青い空に溶け込んでゆきました。
続く(*^_^*)

商店街を抜けて、興福寺の境内を通りました。
興福寺の五重の塔が、晩秋の青空に燦然と聳え立っています。

奈良は、景観条例で、この五重の塔よりも高い建造物を作ってはいけない、という
ことになっているらしい、ということを昔学生時代に、奈良に住む友人から
聞いたことがありました。
「上には建てられん。下を掘ったら遺跡が出てきて工事ストップや。
そんなんばっかりや。」友人がボヤいていたことを思い出しました。
広い境内の向こうは、きれいに手入れされた奈良公園が広がっていました。

つきぬけるような青空に、常緑樹の森。
大勢の観光客。そしてその中に、奈良公園なので当然ですが、鹿がいます。
東大寺における、神の使いであります。

観光客に混じって、鹿が悠然と歩いている、ということの不思議を感じます。

角は、ありませんでした。
そういえば駐車場から外へ出る途中、こんなポスターを見かけました。

どうやら、角は切られたて、のようです。
こんな看板もいたるところにありました。


奈良の鹿は基本おとなしいですがあくまで野生ですので
何があってもしりませんよ、という看板です。
しかも鹿はどうやらこの季節がいわゆる「ハッスル月間」のようで、
「ハッスル」が過ぎて気性も荒くなっているのでどうやら角を落とされる、みたいです。
東大寺に向かう参道にたむろする鹿たちは、皆一様におとなしく
観光客に頭をぽんぽん、とされても嫌がる気配すらありません。

長く広い参道を抜けると、目の前に東大寺大仏殿が広がりました。

蒼穹の空に映える、あおによし奈良の都の大仏殿。
あたりまえですが巨大、であります。
パンフレットによると758年建立で
それから焼き討ちにあったり台風で倒壊したりとっすったもんだがあって
今の伽藍は1709年再建、というのですが
今から300年以上前にこんなモノを作るとはやはりこの私たちの国ニッポンの物作りにかけての技術と情熱は、
などと感心させられます。
時節柄今がピークなのかも知れませんが、修学旅行の生徒の数が半端ではありません。

小学生、みたいです。
広島あるいは岡山弁、らしき「じゃけん」系のコトバが飛び交っています。

本殿脇で大勢の修学旅行の子供たちがカタマリになっているので
何があるのかと覗いてみると、柱に穴が開いていて、そこをくぐりぬけると何事かエンギが良い、ということで
ひとりづつ生徒がその穴をくぐっています。
くぐり抜けたところで先生が2人待ち構えていて、生徒を穴から引っ張り出して
上半身を出したところでVサインをする、ということを延々、くりかえしています。

穴を抜ける、だけならそんなに時間はかからないんでしょうが
出てきたところをいちいちカメラを構えてVサイン、をさせているので
列がなかなか進みません。順番待ちをしている生徒はおそらく100人以上いたようなので
1時間はかかるであろうなあ、なにもVサイン、をさせてまで撮る価値があるのか、
あの先生たちにとっては後々あるのであろうなあ。
退屈で半怪獣化した子供たちの嬌声歓声罵声が高天井の伽藍に共鳴反射して
うるさいのなんの。
早々に本殿を出て、お水取りで有名な二月堂へ向かいました。
ここも修学旅行の生徒たちに席巻されていましたが
大仏殿のような喧騒はありませんでした。

お堂へ続く石段を、ひとかたまりになって登っていく姿が
どこまでも続く青い青い空に溶け込んでゆきました。
続く(*^_^*)

Posted by チャームサロンカワサキ&フェイシャルクラブ at 17:16│Comments(0)
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