2012年09月23日

男子がもらって困るブローチ展。

急に涼しくなりました。

春から夏へは、5月あたりからじわりじわりと気温も湿度も上がってきて、

梅雨入りして25℃から30℃あたりを2か月ほどかけて行ったり来たりして

どこからが夏であるか、という線引きが曖昧なように思いますが、

9月は夏と秋の線引きがはっきりしていますね。必ず今日のように

気温がカクン、と下がって、カラッとしたいい日がやってきます。


この前の火曜日、メーカーのセミナーで大阪へ行ってきました。

セミナーは3時過ぎに終わったので、それからヒサビサに、

梅田のLOFT、に行きました。





何年ぶりでしょうか。

見た目まだ若い、と自覚しているときは大阪へ出るたび覗いていたんですが、

齢50を越え見た目にも腹周りにも大苦戦を強いられている最近は

気後れもあってか、なかなか近づくこともありませんでした。

ロフトは、“こだわりのある生活雑貨”のお店で、1日居ても飽きません。

置いてある雑貨は面白いものばかりなんですが、POPがとても上手で、

お勉強にもなります。





私は6階の、本やら何やらが雑然と並べられた風情で実は計算されつくしている

ビレッジ・ヴァンガードが大好きで、今日もここでキッチュな小物を

時間を忘れて見てしまいました。




スギちゃんのデニムを着た白鵬がコスプレ売り場に。




わかりやすい体重計。1980円。



clear="all">
つぶやきシローの声で、身の周りのモノがつぶやく、つぶやき隊の本。YOUTUBEでも見れます。


小一時間もウロウロした後、私は、7階の催事場へ行きました。

そこで、思いもよらないイベントが行われていたんです。





タレントでもありお笑い芸人でもある、光浦靖子さんの手による、

「男子がもらって困るブローチ展」。

光浦さんの手作りのブローチが、展示されています。





50個もあったでしょうか。

そのひとつひとつが実にすごく上手なんです。

手も込んでいます。

でも何かコワいです。





好きな男子に渡すのに、「好き」を通り越して「念」に変わってしまったみたいです。





展示会場のキャッチコピーは、

「行き場の無い愛情と母性がここに集結!」。になっていました。

このブローチのひとつひとつは、とてもオモシロ気色悪いですが、

「光浦さんのようなタイプ?の女性がそこそこのイケメンに、

おずおずとブローチを差し出す。イケメン苦笑い」という構図まで想像させてしまうところに、

彼女の頭の良さが見てとれます。

「男子がもらって困るブローチ展」は、9月30日まで梅田ロフト’階で開催中。

大阪へ行くついでがあったら、寄ってみるのもいいですよ。face02


ワカモノの館・梅田ロフトで、結局私が買ったのは足つぼマッサージface07







  


Posted by チャームサロンカワサキ&フェイシャルクラブ at 22:56Comments(0)せんむのブログ

2012年09月18日

ツクツクの長い夏。

おおきな台風が九州の西をかすめて過ぎ去っていきました。

こっちにこなくて良かったですねface04

ツクツクホウシがまだ鳴いています。

クマゼミの声が途絶え、ツクツクになってしばらく経ちます。

ツクツクが聞こえてきたらしばらくすると秋、と感じていたのはいつの頃だったのでしょう。





今日も、暑い暑い。

ツクツクホウシの勢力が未だ衰えません。

このまま10月になっても11月になっても、

ツクツクが鳴き続けていたら嫌だなあ、とまあそんなことはありえないと思うのですが、

私はどうもあの、ツクツクホウシの鳴き声が苦手です。

クマゼミはただもうシャワシャワとうるさいだけで、

そのうち気にならなくなります。

クマゼミの声がうるさくて仕事にならん、とか

クマゼミの声のせいでイラついてきのくに信用金庫に押し入った、

などということは聞いたこともありません。

松尾芭蕉の名句で、「閑かさや 岩にしみいる 蝉の声」というのがありますが

聞きすごしているうちに、今ならビルやら何やらに“しみいって”しまうのか、

本当に気にならなくなります。

ところがツクツクホウシは、そうはいきません。

ツクツクホウシ、のそうはいかないところは、あの思わせぶりな「鳴き方」にあるのだと思います。

まず、最初、「ホゥーシ。」と、鳴きます。

これで辺りの様子をうかがうようにして、大丈夫だとわかれば、

一呼吸おいて、ツクツクホーシ、ツクツクホーシ、と、繰り返すようになります。

そして、だんだんだんだん、ツクツクホーシのスピードを、速めていきます。

鬼太鼓座の太鼓がクライマックスへ向かって打ち鳴らすスピードを速めるように、

ツクツクホーシもツクツクの鳴き声のスピードを速めていきます。

もう、おそらく鳴いているほうとしては一心不乱、というか感極まったというか、

猛烈に気持ちよさげ、なことだけは確かです。

そして、いよいよクライマックスなんでしょうかエクスタシーなんでしょうか、

ツクツクはさらに変調し、

「ツクシーオー」などと言います。

この変調に、意表を突かれます。

盲目の津軽三味線師の玉の汗を掻きながらのバチさばき、のようです。

これを何回か繰り返して、やがて恍惚として、ジィィィィっと消え入るように鳴いて、鳴きやみます。

おそらく、あまりの気持ちの良さに半ば失神、しているんだと思います。


クマゼミでもミンミンでも、みんな同じ一定のリズムを繰り返すので、

気にならないんです。芭蕉が一句詠むほどの風物詩にさえなるんです。

芭蕉もたぶん、ミンミンあたりで一句詠んだに違いありません。

それに比べて、ツクツクホウシのこのごちゃごちゃと込み入った鳴き方。

山の中などで大勢のツクツクが鳴いている分には問題が無いんです。

一匹だけ。

独唱。

これが耳について仕様がないのです。


ツクツクホウシにお願いできるなら、まずあの最初の思わせぶりな「ホゥーシ」、を止めていただきたい。

さあ、鳴きまっせ。みたいな感満載なので、止めていただきたい。

そして、そのあとの、ツクツクホウシ、のリフレインの回数、これをきっちり決めてほしい。

5回なら5回、10回でもかまわないので、きっちりしてほしい。

感極まって「ツクシーオ」と、言いたければ言ってもかまわないので、どこら辺でツクシーオに変わるのか、

それをはっきりしてもらいたいと思うのです。

どうもこの変調がきになって仕様がないのです。

私の家は山の際にあるので、よく窓に一匹だけやってきて

ホゥーシ。と始めるので余計そのようにツクツクを意識するのでしょうか。


いつまで経っても終わらない夏。

明日も、ツクツクホウシの声が目覚まし替わりですicon01



  


Posted by チャームサロンカワサキ&フェイシャルクラブ at 21:24Comments(0)せんむのブログ

2012年09月10日

宇宙検定★

皆さん、こんにちは!
フェイシャルクラブの酒井です!先日、フェイシャルにメーカーの営業兼美容アドバイザーの下川さんが来られた時の事。彼女が来る日は私も彼女の明るく大らかでふんわりした雰囲気に惹かれ、お会いするのが非常に楽しみで、ウキウキ↑ルンルン♪なのですが…。
下川さんはなかなかの個性派!非常に可愛いらしい不思議ちゃんオーラを放っておりまして。
『さぁ、今日はどんな下川ワールドを見せてくれるか?!』
期待満々(Θ∪Θ)ゞ♪やっぱりやってくれました↑↑↑
ミーティングの最中にちらりと彼女の手帳から見えた文字…。
【☆宇宙検定☆】
『な、なんなん?!!』『下川さん、宇宙検定って何ですかぁ!』
なんでも、去年から出来た検定で、正式名は【天文宇宙検定】というらしい。
宇宙博士?
宇宙飛行士…?
何の為に?仕事に活用?えっ?えっ?宇宙って何やのぉ〜(ε仝ε)??で、聞いてみた♪
『何の為に宇宙検定をとるんですか?』
『合コンに使おうと思って、とります!』
はぁ…?
ほぉ!
やっぱり、はぁぁ?(笑)
下川さん!!ワイルドだぜぇ〜(^_-)
やっぱり期待を裏切らない下川さんなのでした☆
追伸 今月、宇宙検定2級を受けるそうです!
下川さんょ!奮闘を祈る!!

追伸2 下川さんが担当しているプルソワンは、エステとスキンケア、そして健康補助食品をコンセプトに、お客様一人一人の肌を大切に、なりたい綺麗をお手伝いする高機能、高品質にこだわったメーカーです。リピート率も非常に高く、肌も体も結果を出してくれる商品ばかりです!
ちなみに私は今サプリメントの効果の高さに感動し、ハマっています〜!
というわけで、宇宙検定って合コンに使えるかも??なのでした♪  


Posted by チャームサロンカワサキ&フェイシャルクラブ at 09:25Comments(0)スタッフブログ

2012年09月08日

長く素晴らしく憂鬱な一日。

私はもともとそそっかしい、というか

不注意なところがある、と人からよく指摘をされます。

自分でもそういう自覚が少しあって、

例えば車の運転をするときなどは

いつも通る道にラーメン屋ができていたり

晴れ着のおねいさんが歩いていたりするとつい目をやってしまい、

路肩の桜が満開であったり、花火が上がったりした日には

ボー然とそれらを眺めてしまい、

助手席の人が「前!」と叫ぶ、ということが間々あります。

これは不注意以前の安全運転に対する心がけのモンダイであるのかもしれませんが、

いずれにしても「このくらいはまあ大丈夫であろう」という、

危機に対する認識が甘い、ということは

自分でもほんのり納得している部分があります。


先週の夜のこと。

閉店後、お店の装飾を、真夏から初秋バージョンに替えようと、

ヒマワリやらあさがおのディスプレイをかたずけ、

コスモスを飾りました。





2時間も費やしたでしょうか。天井の幕も空色から暮れなずむスミレ色にしました。

人心地ついて、「やっこらせえ」と、エステ用の椅子に座ろうとしました。

この時、この椅子がゴマ付きであるのできちんと腰かけないと動く、ということを

心の片隅にでもとどめていたらこのあとの惨劇はなかったのですが、

な~んにも考えずに、「やっこら・・・」と腰を落とすと、





表面が塩化ビニールでできているので、つるりん、とすべって

お尻の圧力で椅子がはるか後ろへはじけ飛び

コンクリートにラバーを張っただけの床にまともにお尻から落下してしまいました。

約1メートルの高さ。これくらいが一番危ないのです。

きゃたつ、などで作業しているときは、落下=90%以上の確率で救急車、となるので

全神経を集中させていますがこれくらいの高さが一番危ない、などとじじいのようなことを言っておりますが

本当にこのときは、あれま? というくらい簡単に尻もちをつきました。

ただの尻もち、ならよかったのですが、打ちすえたとき、

ゴキッ

と音がしたような気がしました。

ちょうど人間にシッポがあればこの辺りから生えるであろうなあという

お尻の上の骨、つまりは尾てい骨、をしたたか打ってしまったのです。

エビ反るほどの痛み。(これはいかんコケかたやface07)

店の床で体をくの字に曲げて、猛烈な痛みとタタカっているうち、

猛烈に笑えてきました。

お尻を売ったら笑いながらなんとか、とかエンギでもないことを聞いたことがありますが

痛いのに猛烈に笑えてくるのです。

体をエビ反らせたまま、「うわっはっはっは」と、

痛いのに笑いが止まりません。これは打撲レベルでの痛みではありません。

猛烈な痛み。あぶら汗がにじみ出てきます。立ち上がることすらできません。

なのに笑いが止まりません。

笑うと尾てい骨に響いて、これが痛みを増幅させているのですが

どこかの笑う神経細胞にスイッチが入ってしまったみたいに笑いが止まらないのです。

長い長い時間が経ちました。

ようやくヒイヒイいいながら上体を起こしました。


あくる日、病院でレントゲンを撮ったら、案の定、

尾てい骨にひびが入っていました。


あれから1週間。

なんとか痛みもすこしおさまってきましたが

バイクに乗ると振動が尾てい骨を直撃して

痛いのに笑えてきます。

なので、ミーアキャットのように腰を浮かせなければなりません。

腰を浮かせてもバイクの振動は手などから伝わって尾てい骨に届き

わきの下をくすぐられているときのようなこそばゆさが尾てい骨から全身をかけめぐり

笑いが止まらなくなります。

バイクで立ち乗りして大笑いしながら走っていると

事情を知らない人からするとかなり危ない人物、通報、連行、逮捕などということになるやもしれず

ただいまは近場はてくてくと歩くようにしています。

それにしてもお尻を打つとなぜ笑えるのか。

謎は深まるばかりですface03















  


Posted by チャームサロンカワサキ&フェイシャルクラブ at 22:20Comments(0)せんむのブログ

2012年09月01日

続・赤福氷。

汗みずくになってたどりついた伊勢神宮内宮で、

厳粛な気持ちで柏手を打ってお参りしたあとは、

念願の「赤福氷」に向かってひろいひろい杉木立の中を

元来たほうへ戻って行きました。





五十鈴川の水面はそれはそれは涼しげな流れで、

炎天下、飛び込みたい衝動にかられながら(飛び込んだら内宮の人にたぶん

ものすごく怒られます)しばらくボー然と眺めた後、

鳥居を抜けてお土産物屋が並ぶ参道のすぐとっかかりに

赤福、のお店がありました。

有名な切妻屋根の赤福本店は、ここからさらに数百メートル先で、





ここは「内宮前支店」と呼ばれているようです。

杉木立の脇を通る道に面したお店の中にも外にもたくさんの畳敷きの椅子が並べられ、

100人以上の人が人が腰かけています。





念願の赤福氷、を注文すべくお茶を注いで回っている高校生くらいの

アルバイトらしき女の子に声をかけると、レジに行って注文を、とのこと。

お店の奥の杉木立沿いにレジがあって、そこで躊躇なく「赤福氷」と申告しました。

すると、赤福氷・15と書かれたプラスチックの札を渡されました。





「出来上がったらお呼びしますので」。レジのおねいさんは言いました。

これはフードコートなどによくあるパターンです、

「どこへでもお掛けになって」。おねいさんは言いました。

赤福氷15番の長椅子があるわけではなくて、どこへでもどうぞと言われても

100人、いやへたをすると200人は座っている赤福氷待機、のひとびとの中から

どうやって15番を見つけるのでしょう。

相変わらず冷たいお茶を注いでくるくる立ち働いているバイトの女の子に

「15番てどうやって・・・」と尋ねかけると間髪おかず

「お呼びしますから」とすげない返事で、これはもうお呼びいただくまで待つしかありません。


やがて奥の厨房らしきところから、お盆にかき氷を3つ載せた

往年の山田スミ子に似たおねいさんが現れました。

そして、、「こおり3番のかたあ~」

と、絶叫、とまではいかないまでも大音声で三々五々散っている氷待機、のひとびとに

呼びかけました。

あちこちの長椅子から手が上がり、プラスチックの札と引き換えに、かき氷を受け取っています。

やはりフードコートと同じシステムだったんですね。

やがて数分もすると「4番のかたあ~」と、また同じおねいさんが絶叫しています。

あちらこちらで手が上がります。

「5番のかたあ~」道を挟んですぐ前の女の子がうれしそうに手を挙げました。

かき氷を受け取っています。


おねいさんの声がよく通る、のはもちろんですが

これが居酒屋であれば絶対無理であろうなあ、と思いました。

100人200人も入れば話し声や笑い声にかき消されて

ご注文の品、を届けることはできないでしょう。

でもここは伊勢神宮、であり、猛暑、でもあり、お参りを先に済ませて

皆ぐったりであり、息もたえだえであり、と

おねいさんに有利な状況が揃っています。

野太い、失礼。よくとおる声で、自分の札の番号を呼ばれると

皆ひこひこと手を上げ、山田スミ子のおねいさんを天使の使いのように崇め

ありがたくかき氷を押し頂いています。


おねいさんは今、10番のコールをしました。

なかなか私の番がやってきません。

どうやらかき氷の機械は3台で、常にお盆には3つの氷が乗せられてきます。

車を降りる際に飲んだ生ぬるいコーヒーが最後の水気だったので

モーレツにのどが渇いて、タダでもらえるお茶を何回も、何回もおかわりしているうち、

ようやく「15番のかたあ~」という声が。

そして、目の前に念願の「赤福氷」が運ばれてきました。

今ようやっと念願かなって、赤福のお氷様が目の前に。





フツーの抹茶かき氷です。

しかし、氷のスライス具合が薄い薄い! 口に入れると、一瞬に冷たい水となって胃の腑に落ちてゆきます。

かき氷には特に造詣が深いわけでもなく、ジカに掻いたホンモノの「かき氷」は、

30有余年も昔、秋葉山の県立プールの前のお菓子屋で食べたのが最後で

後はコンビニのカップかき氷しか知らない私は

泡雪のように溶ける赤福の氷に、しばし恍惚と目を閉じました。


結局これをわしわしと食べ進んでいくと

中からゴルフボール大のあんこ、が顔を出すわけで

本来それをパシャリ、と撮らなければならないのに

かき氷を頭からかぶるイキオイで完食してしまい、気づいたら器は空で

絵的には赤福氷の何たるか、をお伝えすることができませんでした。


氷の中のあんこ、には赤福餅がそのまま入っているのかと思いましたがそうではなくて

程よく濾された粒あんと、白玉が2つ3つ。


名物に うまいものあり 赤福氷

一年でいちばん暑い日に、ぜひ。icon01





















  


Posted by チャームサロンカワサキ&フェイシャルクラブ at 22:04Comments(0)せんむのブログ