2012年09月01日
続・赤福氷。
汗みずくになってたどりついた伊勢神宮内宮で、
厳粛な気持ちで柏手を打ってお参りしたあとは、
念願の「赤福氷」に向かってひろいひろい杉木立の中を
元来たほうへ戻って行きました。

五十鈴川の水面はそれはそれは涼しげな流れで、
炎天下、飛び込みたい衝動にかられながら(飛び込んだら内宮の人にたぶん
ものすごく怒られます)しばらくボー然と眺めた後、
鳥居を抜けてお土産物屋が並ぶ参道のすぐとっかかりに
赤福、のお店がありました。
有名な切妻屋根の赤福本店は、ここからさらに数百メートル先で、

ここは「内宮前支店」と呼ばれているようです。
杉木立の脇を通る道に面したお店の中にも外にもたくさんの畳敷きの椅子が並べられ、
100人以上の人が人が腰かけています。

念願の赤福氷、を注文すべくお茶を注いで回っている高校生くらいの
アルバイトらしき女の子に声をかけると、レジに行って注文を、とのこと。
お店の奥の杉木立沿いにレジがあって、そこで躊躇なく「赤福氷」と申告しました。
すると、赤福氷・15と書かれたプラスチックの札を渡されました。

「出来上がったらお呼びしますので」。レジのおねいさんは言いました。
これはフードコートなどによくあるパターンです、
「どこへでもお掛けになって」。おねいさんは言いました。
赤福氷15番の長椅子があるわけではなくて、どこへでもどうぞと言われても
100人、いやへたをすると200人は座っている赤福氷待機、のひとびとの中から
どうやって15番を見つけるのでしょう。
相変わらず冷たいお茶を注いでくるくる立ち働いているバイトの女の子に
「15番てどうやって・・・」と尋ねかけると間髪おかず
「お呼びしますから」とすげない返事で、これはもうお呼びいただくまで待つしかありません。
やがて奥の厨房らしきところから、お盆にかき氷を3つ載せた
往年の山田スミ子に似たおねいさんが現れました。
そして、、「こおり3番のかたあ~」
と、絶叫、とまではいかないまでも大音声で三々五々散っている氷待機、のひとびとに
呼びかけました。
あちこちの長椅子から手が上がり、プラスチックの札と引き換えに、かき氷を受け取っています。
やはりフードコートと同じシステムだったんですね。
やがて数分もすると「4番のかたあ~」と、また同じおねいさんが絶叫しています。
あちらこちらで手が上がります。
「5番のかたあ~」道を挟んですぐ前の女の子がうれしそうに手を挙げました。
かき氷を受け取っています。
おねいさんの声がよく通る、のはもちろんですが
これが居酒屋であれば絶対無理であろうなあ、と思いました。
100人200人も入れば話し声や笑い声にかき消されて
ご注文の品、を届けることはできないでしょう。
でもここは伊勢神宮、であり、猛暑、でもあり、お参りを先に済ませて
皆ぐったりであり、息もたえだえであり、と
おねいさんに有利な状況が揃っています。
野太い、失礼。よくとおる声で、自分の札の番号を呼ばれると
皆ひこひこと手を上げ、山田スミ子のおねいさんを天使の使いのように崇め
ありがたくかき氷を押し頂いています。
おねいさんは今、10番のコールをしました。
なかなか私の番がやってきません。
どうやらかき氷の機械は3台で、常にお盆には3つの氷が乗せられてきます。
車を降りる際に飲んだ生ぬるいコーヒーが最後の水気だったので
モーレツにのどが渇いて、タダでもらえるお茶を何回も、何回もおかわりしているうち、
ようやく「15番のかたあ~」という声が。
そして、目の前に念願の「赤福氷」が運ばれてきました。
今ようやっと念願かなって、赤福のお氷様が目の前に。

フツーの抹茶かき氷です。
しかし、氷のスライス具合が薄い薄い! 口に入れると、一瞬に冷たい水となって胃の腑に落ちてゆきます。
かき氷には特に造詣が深いわけでもなく、ジカに掻いたホンモノの「かき氷」は、
30有余年も昔、秋葉山の県立プールの前のお菓子屋で食べたのが最後で
後はコンビニのカップかき氷しか知らない私は
泡雪のように溶ける赤福の氷に、しばし恍惚と目を閉じました。
結局これをわしわしと食べ進んでいくと
中からゴルフボール大のあんこ、が顔を出すわけで
本来それをパシャリ、と撮らなければならないのに
かき氷を頭からかぶるイキオイで完食してしまい、気づいたら器は空で
絵的には赤福氷の何たるか、をお伝えすることができませんでした。
氷の中のあんこ、には赤福餅がそのまま入っているのかと思いましたがそうではなくて
程よく濾された粒あんと、白玉が2つ3つ。
名物に うまいものあり 赤福氷
一年でいちばん暑い日に、ぜひ。
厳粛な気持ちで柏手を打ってお参りしたあとは、
念願の「赤福氷」に向かってひろいひろい杉木立の中を
元来たほうへ戻って行きました。

五十鈴川の水面はそれはそれは涼しげな流れで、
炎天下、飛び込みたい衝動にかられながら(飛び込んだら内宮の人にたぶん
ものすごく怒られます)しばらくボー然と眺めた後、
鳥居を抜けてお土産物屋が並ぶ参道のすぐとっかかりに
赤福、のお店がありました。
有名な切妻屋根の赤福本店は、ここからさらに数百メートル先で、

ここは「内宮前支店」と呼ばれているようです。
杉木立の脇を通る道に面したお店の中にも外にもたくさんの畳敷きの椅子が並べられ、
100人以上の人が人が腰かけています。

念願の赤福氷、を注文すべくお茶を注いで回っている高校生くらいの
アルバイトらしき女の子に声をかけると、レジに行って注文を、とのこと。
お店の奥の杉木立沿いにレジがあって、そこで躊躇なく「赤福氷」と申告しました。
すると、赤福氷・15と書かれたプラスチックの札を渡されました。

「出来上がったらお呼びしますので」。レジのおねいさんは言いました。
これはフードコートなどによくあるパターンです、
「どこへでもお掛けになって」。おねいさんは言いました。
赤福氷15番の長椅子があるわけではなくて、どこへでもどうぞと言われても
100人、いやへたをすると200人は座っている赤福氷待機、のひとびとの中から
どうやって15番を見つけるのでしょう。
相変わらず冷たいお茶を注いでくるくる立ち働いているバイトの女の子に
「15番てどうやって・・・」と尋ねかけると間髪おかず
「お呼びしますから」とすげない返事で、これはもうお呼びいただくまで待つしかありません。
やがて奥の厨房らしきところから、お盆にかき氷を3つ載せた
往年の山田スミ子に似たおねいさんが現れました。
そして、、「こおり3番のかたあ~」
と、絶叫、とまではいかないまでも大音声で三々五々散っている氷待機、のひとびとに
呼びかけました。
あちこちの長椅子から手が上がり、プラスチックの札と引き換えに、かき氷を受け取っています。
やはりフードコートと同じシステムだったんですね。
やがて数分もすると「4番のかたあ~」と、また同じおねいさんが絶叫しています。
あちらこちらで手が上がります。
「5番のかたあ~」道を挟んですぐ前の女の子がうれしそうに手を挙げました。
かき氷を受け取っています。
おねいさんの声がよく通る、のはもちろんですが
これが居酒屋であれば絶対無理であろうなあ、と思いました。
100人200人も入れば話し声や笑い声にかき消されて
ご注文の品、を届けることはできないでしょう。
でもここは伊勢神宮、であり、猛暑、でもあり、お参りを先に済ませて
皆ぐったりであり、息もたえだえであり、と
おねいさんに有利な状況が揃っています。
野太い、失礼。よくとおる声で、自分の札の番号を呼ばれると
皆ひこひこと手を上げ、山田スミ子のおねいさんを天使の使いのように崇め
ありがたくかき氷を押し頂いています。
おねいさんは今、10番のコールをしました。
なかなか私の番がやってきません。
どうやらかき氷の機械は3台で、常にお盆には3つの氷が乗せられてきます。
車を降りる際に飲んだ生ぬるいコーヒーが最後の水気だったので
モーレツにのどが渇いて、タダでもらえるお茶を何回も、何回もおかわりしているうち、
ようやく「15番のかたあ~」という声が。
そして、目の前に念願の「赤福氷」が運ばれてきました。
今ようやっと念願かなって、赤福のお氷様が目の前に。

フツーの抹茶かき氷です。
しかし、氷のスライス具合が薄い薄い! 口に入れると、一瞬に冷たい水となって胃の腑に落ちてゆきます。
かき氷には特に造詣が深いわけでもなく、ジカに掻いたホンモノの「かき氷」は、
30有余年も昔、秋葉山の県立プールの前のお菓子屋で食べたのが最後で
後はコンビニのカップかき氷しか知らない私は
泡雪のように溶ける赤福の氷に、しばし恍惚と目を閉じました。
結局これをわしわしと食べ進んでいくと
中からゴルフボール大のあんこ、が顔を出すわけで
本来それをパシャリ、と撮らなければならないのに
かき氷を頭からかぶるイキオイで完食してしまい、気づいたら器は空で
絵的には赤福氷の何たるか、をお伝えすることができませんでした。
氷の中のあんこ、には赤福餅がそのまま入っているのかと思いましたがそうではなくて
程よく濾された粒あんと、白玉が2つ3つ。
名物に うまいものあり 赤福氷
一年でいちばん暑い日に、ぜひ。

2012年08月31日
赤福氷。

8月も半ばを過ぎた21日、今年の猛暑の横綱があらわれたような
暑い暑い日に、伊勢神宮へ行ってきました。
ちょうど駅前の商店街がお盆休みに突入し、
家で高校野球を見てるんもなあ・・・智弁も負けたし・・・ならば
かねてから念願の「赤福氷」を食べに伊勢神宮へ「避暑」に行こう、と
思い立って、車を東へ東へ走らせました。
伊勢神宮へ避暑? というと文法上、というか気象学地政学上おかしいのではないか、
ふつう和歌山で避暑、となると高野山ではないのか、と誰もがギモンに思われるでしょうが、
これには伏線がありました。
知り合いが7月にお伊勢さんへお参りし、
赤福氷、なる奇妙な名前のかき氷を食べてきた、それはそれは
おいしかったと言っていたのを思い出したのです。
「五十鈴川が流れてて、杉木立の中でな、けっこうええ風吹いて。
そこでかき氷。気持ちよかったでぇ」。そんなコトバを反芻し、
車を走らせること3時間。伊勢神宮の内宮に着きました。
というか、内宮近くの駐車場に着きました。
伊勢神宮は、暑かったです。
フツーに考えて和歌山と何ら標高が違わないので
暑いのは当たり前です。
車を留めようと、駐車場を探すのですが、内宮に近い駐車場は満車で、
誘導されるままに進んでいくと、内宮からはどんどん遠ざかっていきます。
ようやく五十鈴川の河原の駐車場にたどり着き、外に出ました。
川面に跳ね返る真夏のお日様はぎらぎらと容赦なくどついたれ光線を反射させ、
アスファルトからはむははむははと陽炎を伴った熱気が立ち昇ってきます。
100台は留められるであろう大きな河川敷の駐車場からは同様に
「えらいとこに留めさせられた」感満載のカップルや親子連れが
首をややうなだれ、内宮があろうとおぼしき方向に向かってしおしおと進んでいきます。

r
20分も歩いたでしょうか。目指す伊勢神宮の大鳥居が見えたときは、
全身汗みずくでした。
さすがお伊勢さんだけあって敷地は広く
行けども行けども本殿にたどり着きません。
杉木立は鬱蒼としてはいるものの、砂利道から立ち昇る猛烈な熱気が日陰にさえ迫って
とにかく本殿までたどり着いて二礼二拍手パンパンして赤福氷、赤福氷、と
頭のなかで呪文のようにつぶやき唱えながら歩いていきました。

前を行く大学生風情のカップルがまあこの炎天下に、
べちゃべちゃとほどけなくなった知恵の輪みたいな絡まり方をして歩いているのを見てイラダちが募り、
最近とみにコシが弱くなった髪が額にぺちゃっと貼りつくのをハンカチで掻き上げ掻き上げ、
なんとか本殿の参拝を済ませました。
つづく\(-o-)/
2012年08月22日
ズボラ飯♪
皆さん、フェイシャルクラブスタッフの酒井です〜!
皆さんは『ズボラ飯』って聞いた事ありますか?その名の通り、ズボラなご飯…いわゆる楽チンご飯…いや怠けご飯(笑)料理が苦手な方。
朝が忙しい方。
料理初心者の方。
朝をゆっくり過ごしたい方。
酒井家で好評の『ズボラ飯』を皆さんにご紹介したいと思います↑↑↑
―材料―
食パン 1枚
納豆 1パック
とろけるチーズ 適量
マヨネーズ 適量
―作り方―
納豆を食パンにのせる。とろけるチーズを更にのせる。
更にその上からマヨネーズをかける。適当にオーブントースターで焼く♪
まとめてみました!
のせる→更にのせる→更にまたかける→適当に、焼くΘ_Θ☆
なんと画期的!!!
エコな食材(ガスも要らない、包丁いらず)
さぁ、明日の朝、皆さんも『ズボラ飯』にチャレンジだぁ〜!
ちなみにお味は…納豆が大丈夫な方なら、本当にスッゴく美味しいと思います♪♪
皆さんは『ズボラ飯』って聞いた事ありますか?その名の通り、ズボラなご飯…いわゆる楽チンご飯…いや怠けご飯(笑)料理が苦手な方。
朝が忙しい方。
料理初心者の方。
朝をゆっくり過ごしたい方。
酒井家で好評の『ズボラ飯』を皆さんにご紹介したいと思います↑↑↑
―材料―
食パン 1枚
納豆 1パック
とろけるチーズ 適量
マヨネーズ 適量
―作り方―
納豆を食パンにのせる。とろけるチーズを更にのせる。
更にその上からマヨネーズをかける。適当にオーブントースターで焼く♪
まとめてみました!
のせる→更にのせる→更にまたかける→適当に、焼くΘ_Θ☆
なんと画期的!!!
エコな食材(ガスも要らない、包丁いらず)
さぁ、明日の朝、皆さんも『ズボラ飯』にチャレンジだぁ〜!
ちなみにお味は…納豆が大丈夫な方なら、本当にスッゴく美味しいと思います♪♪
2012年08月19日
ニッポンの夏。よさこいの夏。
土橋素子の 鳥頭リターンズ
07.8月号

みなさんこんちには。私は、カワサキフェイシャルクラブの土橋素子です。
あついあつい夏が、いつ果てるともわからないほどの猛暑が
続いています。でも、心なしかお日様の光がか弱くなったように
感じる今日この頃。このお便りを書いている今は、まだ気温30度をラクラク
越えてますがもうひと踏ん張り。気持ちいい季節は、目の前です
今、私と、うちの小2の長女が、よさこいソーランにハマっています。
きっかけは、私の友達に誘われたからです。去年の冬のことでした。
「週一回練習しちゃあるよって素ちゃんもおいなあよぅ」
「えぇ~! よさこいソーラン・・・」 私は長年の運動不足がたたって、
最近肩は凝るわ目は霞むわで、かねがね、なんとかせないかん、と、
思っていました。背中を丸めてお客様にまつ毛パーマをしている姿を兄に見られて、
「サルが栗むいてるみたいや」と言われたり、運動会の父兄徒競争で、
自分でも信じられんくらい足が動かなかったりと、運動不足を実感していました。
でも、軽いストレッチ程度のことを考えていたので、いきなりのよさこいは、
ちとハード過ぎないか、ラジオ体操第一程度の動きでなんとからないか、
正しいニッポンの盆踊り練習生ビール添え、という方向で
もう一度検討し直してもらえないか、と思ったんですが、とてもそんなことは言えません。
それに、なんとなく恥ずかしい、というのもあります。子供や若い人ならいいけど、
人前でこの歳になって「ソイヤッ」はないわなあ、と
しばらく、うーむ、と唸っていた私でしたが、横で話を聞いていた長女の、
「やりたい~!」の一言で、めでたく練習に参加することになりました
練習は、予想通り、というかめちゃくちゃハードでした。
メンバーは30人ほどで、5才くらいの子供から上は還暦を過ぎた人までさまざまです。
平均年齢はちょうど私くらいでした。最初は曲なしでパーツ別に動きの練習です。

この時点でもう全身汗みずく。ここ半年分の運動をイッキにしたみたいでした。
5分間の休憩。床に転がってボーゼンとした後、
今度はカセットから流れる、例の「ソイヤ! ソイヤ!」 の曲に
合わせてのぶっ通し練習が始まりました。
さっきまでの練習がまるでウォーミングアップだったかのような、
お尻の割れるよな大乱舞。2時間の練習が終わるともうヘロヘロです
もちろん生ビールは出ません
そんな日々が延々と続き、夏が近づくと、8月に海南駅前で開催される「ふるさと祭」 に向けて、
練習は一層熱を帯びてきました。

そして、いよいよふるさと祭の当日になりました。
初舞台はJR海南駅前広場の特設ステージで、けっこう本格的です。
いくつかのチームが踊った後、いよいよ私たちの番になりました。
白かたびらに紫の装束。手に鳴子。背中には竜のイラスト。
鼻に白、頬に赤のペインティング。
このまま鳴子をならしながらファミリーマート海南駅前店に入っていったらどうなるだろう、とか
緊張で意味不明のことを考えながら、舞台への階段を上りました
舞台に上がると、逆光になって、観衆はみえなくなったけど、
ものすごい人であることは気配からわかります。
知り合いやお客さんが見ているのは確実です。
曲が始まりました。それでも、半年間汗まみれになりながら練習をかさねた、ソイヤ! が流れると、
体が自然と反応しました。アドレナリンが体の中を駆け巡ります
口からは、練習で恥ずかしくっていつも 「土橋さん声が小さい!」 と
叱られていた、ソイヤ! の掛け声も全開です。
カクテル光線が私たちを照らします。ソイヤ!
ほとばしる汗。立ち上る熱気。今ひとたびの青春。ソイヤッ!
大観衆の視線が、わたしに、このわたしに。ソイヤ! ソイヤ!
恍惚となってしまいました。

5分間、踊って舞台の袖に引っ込んでから、ようやく我に返りました。
甘美な疲労感。私はしばらく、ソイヤッの虜になりそうです
07.8月号

みなさんこんちには。私は、カワサキフェイシャルクラブの土橋素子です。
あついあつい夏が、いつ果てるともわからないほどの猛暑が
続いています。でも、心なしかお日様の光がか弱くなったように
感じる今日この頃。このお便りを書いている今は、まだ気温30度をラクラク
越えてますがもうひと踏ん張り。気持ちいい季節は、目の前です

今、私と、うちの小2の長女が、よさこいソーランにハマっています。
きっかけは、私の友達に誘われたからです。去年の冬のことでした。
「週一回練習しちゃあるよって素ちゃんもおいなあよぅ」
「えぇ~! よさこいソーラン・・・」 私は長年の運動不足がたたって、
最近肩は凝るわ目は霞むわで、かねがね、なんとかせないかん、と、
思っていました。背中を丸めてお客様にまつ毛パーマをしている姿を兄に見られて、
「サルが栗むいてるみたいや」と言われたり、運動会の父兄徒競争で、
自分でも信じられんくらい足が動かなかったりと、運動不足を実感していました。
でも、軽いストレッチ程度のことを考えていたので、いきなりのよさこいは、
ちとハード過ぎないか、ラジオ体操第一程度の動きでなんとからないか、
正しいニッポンの盆踊り練習生ビール添え、という方向で
もう一度検討し直してもらえないか、と思ったんですが、とてもそんなことは言えません。
それに、なんとなく恥ずかしい、というのもあります。子供や若い人ならいいけど、
人前でこの歳になって「ソイヤッ」はないわなあ、と

しばらく、うーむ、と唸っていた私でしたが、横で話を聞いていた長女の、
「やりたい~!」の一言で、めでたく練習に参加することになりました

練習は、予想通り、というかめちゃくちゃハードでした。
メンバーは30人ほどで、5才くらいの子供から上は還暦を過ぎた人までさまざまです。
平均年齢はちょうど私くらいでした。最初は曲なしでパーツ別に動きの練習です。
この時点でもう全身汗みずく。ここ半年分の運動をイッキにしたみたいでした。
5分間の休憩。床に転がってボーゼンとした後、
今度はカセットから流れる、例の「ソイヤ! ソイヤ!」 の曲に
合わせてのぶっ通し練習が始まりました。
さっきまでの練習がまるでウォーミングアップだったかのような、
お尻の割れるよな大乱舞。2時間の練習が終わるともうヘロヘロです

もちろん生ビールは出ません

そんな日々が延々と続き、夏が近づくと、8月に海南駅前で開催される「ふるさと祭」 に向けて、
練習は一層熱を帯びてきました。
そして、いよいよふるさと祭の当日になりました。
初舞台はJR海南駅前広場の特設ステージで、けっこう本格的です。
いくつかのチームが踊った後、いよいよ私たちの番になりました。
白かたびらに紫の装束。手に鳴子。背中には竜のイラスト。
鼻に白、頬に赤のペインティング。
このまま鳴子をならしながらファミリーマート海南駅前店に入っていったらどうなるだろう、とか
緊張で意味不明のことを考えながら、舞台への階段を上りました

舞台に上がると、逆光になって、観衆はみえなくなったけど、
ものすごい人であることは気配からわかります。
知り合いやお客さんが見ているのは確実です。
曲が始まりました。それでも、半年間汗まみれになりながら練習をかさねた、ソイヤ! が流れると、
体が自然と反応しました。アドレナリンが体の中を駆け巡ります

口からは、練習で恥ずかしくっていつも 「土橋さん声が小さい!」 と
叱られていた、ソイヤ! の掛け声も全開です。
カクテル光線が私たちを照らします。ソイヤ!
ほとばしる汗。立ち上る熱気。今ひとたびの青春。ソイヤッ!
大観衆の視線が、わたしに、このわたしに。ソイヤ! ソイヤ!
恍惚となってしまいました。
5分間、踊って舞台の袖に引っ込んでから、ようやく我に返りました。
甘美な疲労感。私はしばらく、ソイヤッの虜になりそうです

2012年08月14日
とっきゅうくろしお。
8月の7日は、昼間の猛暑から一転、あれよ? というくらい涼やかな
夜でした。
私は、新大阪駅で、21時03分発の特急くろしおを待っていました。
新大阪駅の待合ちかくにある「おみやげ街道」で、漬物やら鯖寿司やら、
甥っ子にあげるプラモデルのN-700系新幹線やら、時間が無かったら
買わずもがなの荷物を抱えて、ワッセワッセと階段を下り、
一服しているところへしずしずと、とっきゅうくろしおが入線してきました。
車両をみておお! と驚きました。最近くろしおに、新型の287系、が
登場した、ということはウワサに聞いていたんですが、まさにソレが入線して
きたんです。
驚いた、というのはいつも見慣れた白地に青のツートンカラーではないその
風貌、というか真正面の「顔」にあたる部分で、
真っ白け、なんです。ふつう、ロゴをあしらったり他の色を使ったりと
デコラティブな意匠をほどこしそうなもんですが、真っ白、で、
能面のように表情がありません。

千とちひろの神隠し、に顔なし、というのがありましたが
コトバジリだけをとらえるとそのような、何とも無表情な風貌で、心が
読み取れません。電車の心を読み解いても仕様が無いですが。
何か見ず知らずの人の家へ上がりこむような、居心地の悪さを感じながら、
タラップを跨ぎました。
モノトーンでシックな内装。今までの乗りなれた、くろしお、とはえらい違いです。
おもわず「ごめんください」と言いそうになります。
車内への自動ドアを踏んだ瞬間、鼻をつく、新車独特のにおい。プラスチックと水飴を
混ぜたような、摩訶不思議なにおい。でも、嫌ではありません。
シートに座ってみると、これがまた広い。そして背もたれも大きい。グリーン車、などとは
縁がありませんがそれ並の贅沢な座り心地であります。

私が学生の頃、JR、がまだ国鉄だった昭和50年代、
大阪へ行くときは、決まって「快速天王寺行き」でした。
田辺あたりから来る電車は、山陽本線辺りの使い回しで、
おっ!新しい車両や! と思って喜んでも、
はじめからすこし煤ぼけていました。
でも天王寺まで乗換なしで行けたし、
和歌山で半分以上の乗客が降りてかなりの確率で席をキープできたし、
天王寺まで止まる駅も少なくて早く、何より特急料金がかからなかったのが
有難かったです。
その当時は、特急くろしお、は海南駅には止まらず、天王寺~和歌山、の次は
御坊でした。まだ高架になる前、大きめの公衆便所なのか駅なのかわからないような
佇まいであった海南駅を駆け抜けていく特急くろしおは、子供心にあこがれと羨望の
対象でありました。
私は、子供心に、特急の止まる御坊や紀伊田辺、串本はエラい町で、海南はショボい
町であるように思っていました。この便所のような駅には特急は止まらんわなあ、と
子供心に諦観していました。

しかしやがて、平成に入ってからか、特急くろしおは、海南駅に止まるようになりました。
私は社会人になっていました。東京へ行ってしまって、特急くろしお、に乗る機会が
失われましたが、それでも東京からの帰路、子供の頃のあこがれであった
特急くろしお、に乗って海南駅にくろしおが止まり、駅に降り立ったときには、
海南が出世したようで、すこし「乗り鉄」の入っている私は、猛烈にうれしく、
駅のホームで、ばんざいばんざい、をしたくなりました。
しかしこれは要するに国鉄が民営化でJRになって、コトバは悪いですが銭もうけ、
に走ったということでした。今まで乗り入れていた紀勢線直通の快速が無くなって、
和歌山止めになり、大阪へ行くには和歌山で乗り換えをしないといけない、
であればくろしお、を止めてあげるから快速はあきらめて特急券買いなさいよ、
ということでありました。
海南駅は高架になって、日本の駅100選、であったか近畿の駅であったか、
そういうものにも選ばれるほどになりました。マリーナもあって、ついに今年3月のダイヤ改正で、
すべての特急が海南駅に止まるようになりました。
くろしおには、けっこう止まるタイプと、エラい駅にしか止まらないタイプと2種類ありますが、
海南は、今までシカトされていたこの“エラい”タイプのくろしおも止まるようになりました。
「和歌山を出ますと、海南、御坊、紀伊田辺、白浜に止まります」。であります。
出世したもんです。
昔のことを思うと、あの便所みたいな駅であった海南駅、
とっきゅうくろしおが振り返りもせず轟音とともに駆け抜けていった
艱難辛苦の時代を思うと、「よくやった、海南駅」と、
肩のあたりをポンポン、と撫でさすってやりたくなります。
快速は、昼間の時間帯は
熊取まで全駅停車という、区間快速風情に凋落しました。
これはもう、大阪へ行くときはとっきゅうくろしおに乗るしかありません。
JRの商売上手\(-o-)/
夜でした。
私は、新大阪駅で、21時03分発の特急くろしおを待っていました。
新大阪駅の待合ちかくにある「おみやげ街道」で、漬物やら鯖寿司やら、
甥っ子にあげるプラモデルのN-700系新幹線やら、時間が無かったら
買わずもがなの荷物を抱えて、ワッセワッセと階段を下り、
一服しているところへしずしずと、とっきゅうくろしおが入線してきました。
車両をみておお! と驚きました。最近くろしおに、新型の287系、が
登場した、ということはウワサに聞いていたんですが、まさにソレが入線して
きたんです。
驚いた、というのはいつも見慣れた白地に青のツートンカラーではないその
風貌、というか真正面の「顔」にあたる部分で、
真っ白け、なんです。ふつう、ロゴをあしらったり他の色を使ったりと
デコラティブな意匠をほどこしそうなもんですが、真っ白、で、
能面のように表情がありません。

千とちひろの神隠し、に顔なし、というのがありましたが
コトバジリだけをとらえるとそのような、何とも無表情な風貌で、心が
読み取れません。電車の心を読み解いても仕様が無いですが。
何か見ず知らずの人の家へ上がりこむような、居心地の悪さを感じながら、
タラップを跨ぎました。
モノトーンでシックな内装。今までの乗りなれた、くろしお、とはえらい違いです。
おもわず「ごめんください」と言いそうになります。
車内への自動ドアを踏んだ瞬間、鼻をつく、新車独特のにおい。プラスチックと水飴を
混ぜたような、摩訶不思議なにおい。でも、嫌ではありません。
シートに座ってみると、これがまた広い。そして背もたれも大きい。グリーン車、などとは
縁がありませんがそれ並の贅沢な座り心地であります。

私が学生の頃、JR、がまだ国鉄だった昭和50年代、
大阪へ行くときは、決まって「快速天王寺行き」でした。
田辺あたりから来る電車は、山陽本線辺りの使い回しで、
おっ!新しい車両や! と思って喜んでも、
はじめからすこし煤ぼけていました。
でも天王寺まで乗換なしで行けたし、
和歌山で半分以上の乗客が降りてかなりの確率で席をキープできたし、
天王寺まで止まる駅も少なくて早く、何より特急料金がかからなかったのが
有難かったです。
その当時は、特急くろしお、は海南駅には止まらず、天王寺~和歌山、の次は
御坊でした。まだ高架になる前、大きめの公衆便所なのか駅なのかわからないような
佇まいであった海南駅を駆け抜けていく特急くろしおは、子供心にあこがれと羨望の
対象でありました。
私は、子供心に、特急の止まる御坊や紀伊田辺、串本はエラい町で、海南はショボい
町であるように思っていました。この便所のような駅には特急は止まらんわなあ、と
子供心に諦観していました。

しかしやがて、平成に入ってからか、特急くろしおは、海南駅に止まるようになりました。
私は社会人になっていました。東京へ行ってしまって、特急くろしお、に乗る機会が
失われましたが、それでも東京からの帰路、子供の頃のあこがれであった
特急くろしお、に乗って海南駅にくろしおが止まり、駅に降り立ったときには、
海南が出世したようで、すこし「乗り鉄」の入っている私は、猛烈にうれしく、
駅のホームで、ばんざいばんざい、をしたくなりました。
しかしこれは要するに国鉄が民営化でJRになって、コトバは悪いですが銭もうけ、
に走ったということでした。今まで乗り入れていた紀勢線直通の快速が無くなって、
和歌山止めになり、大阪へ行くには和歌山で乗り換えをしないといけない、
であればくろしお、を止めてあげるから快速はあきらめて特急券買いなさいよ、
ということでありました。
海南駅は高架になって、日本の駅100選、であったか近畿の駅であったか、
そういうものにも選ばれるほどになりました。マリーナもあって、ついに今年3月のダイヤ改正で、
すべての特急が海南駅に止まるようになりました。
くろしおには、けっこう止まるタイプと、エラい駅にしか止まらないタイプと2種類ありますが、
海南は、今までシカトされていたこの“エラい”タイプのくろしおも止まるようになりました。
「和歌山を出ますと、海南、御坊、紀伊田辺、白浜に止まります」。であります。
出世したもんです。
昔のことを思うと、あの便所みたいな駅であった海南駅、
とっきゅうくろしおが振り返りもせず轟音とともに駆け抜けていった
艱難辛苦の時代を思うと、「よくやった、海南駅」と、
肩のあたりをポンポン、と撫でさすってやりたくなります。
快速は、昼間の時間帯は
熊取まで全駅停車という、区間快速風情に凋落しました。
これはもう、大阪へ行くときはとっきゅうくろしおに乗るしかありません。
JRの商売上手\(-o-)/
2012年08月10日
アイス?

おいしそーなアイス。
かと思いきや、これ、セッケンなんです。
渋谷ヒカリエの、雑貨屋さんで見つけました。
大きさは、スマホよりちょっと小さいくらい。
グラデーションがきれいで、1個おみやげに買ったら
キレイな透明の袋に入れてくれました。
使うときは結局棒を抜くかしないとかえって邪魔なよーですが
見ていて気持ちがなごみますね。
お値段は、400円だったか。
牛乳石鹸に棒を差しても売れませんが、
これなら欲しくなりますね~

2012年08月09日
神秘なpower で幸せを掴むの巻☆

フェイシャルクラブスタッフの酒井です。
記念すべき第1回のスタッフブログ…。
何を書こうかと、うーん‥色々考えてみたんですが‥。
今回は女性ならスピリチュアル好きな方も沢山いらっしゃるはず…。
というわけで!
『満月○Powerで金運を上げよう↑』
をご紹介したいと思います!!
満月は満ちる月と書きます。満月は昔から不思議なpowerがあると言い伝えられてきました。
その不思議な満月様?のpowerをあやかって、金運を上げようというわけです。
やり方はチョー簡単♪♪満月に向かってお財布をフリフリするだけ!
ポイントは…
1 レシート、クレジットカードなどお金の出入りするものを抜く!
2 小銭、お札を入れておく!
3 満月に向かって「お月様今月も臨時収入ありがとうございました★」と唱える!そしてお財布を振るだけ!
これだけ!!
簡単ですねっ♪
雨が降っていたり、雲に隠れてお月様が見えなくてもpowerは満開です。
私も実際しています。
金運はお金にまつわる事全てですので、プレゼントも含まれています。私は正直な所、お金というより、物質的なもので頂く事が多いですが、ほんっと感謝したいぐらい、恵まれているように思います!!
今月、8月31日はブルームーンと呼ばれる満月が現れます。
ぜひっ!皆さんもお月様の神秘なpowerをあやかって、金運を手にして下さい★
そして何らかの効果があった方はぜひ酒井に教えて下さいね〜!
一緒に盛り上がろうではありませんかぁ〜!!
皆様に幸せが更に訪れますように。
2012年07月31日
2012年07月28日
とりあたま。
クマゼミが猛烈なイキオイで鳴いています。
セミ、というものはだいたい木に止まって鳴くもの、と思っていたのですが
ここ数年、木が飽きてきたのか満員なのか、
家の壁やら商店街のすずらん灯に止まって
一生懸命に鳴いている輩もいます。
あついあつい夏は、これからが本気モードです。

私は、チャームサロンカワサキ&フェイシャルクラブの、
中谷雅宣、です。
一応お店では「センム」などと呼ばれております。
今年で50になります。
50になって、ブログをはじめました。
独身、でもあります。
50になっていきなりブログを始めた独身。
難義なことです
カワサキは、1962年に創業した化粧品のお店で、
わたし及びわたしの妹が後を受けて商売をさせていただいております。
社長は今年で齢79になる私の父親であり、
自然と私が後を受けて専務ということに、とろこてん式になるわけですが
これが思うように、お商売に馴染むか、となると非常に厳しい部分があります。
社長は商売の才覚に長けていて、和歌山弁で言うと「へらこい(とっつきやすい、愛想が良い)」人であるなあと
息子ながらに感心する、というか、「いらっしゃいませ」の世界では勝てんな、と
後を継ぎながら早くも土俵を割っているわけで・・・・
社長は幼少期旧満州で育ち、終戦を迎え、日本に引き揚げる道中で父親が病死して、
奉天(現瀋陽)の街角で豆など売りながら日本にたどりついた苦労人ですが、
私はというと、甘やかされて育ってやたら感受性だけが強くなりました。
商売人の子供であったにもかかわらず
また商売の内容が化粧品、という
男の子にはおよそ縁遠いものであったからなおのこと
お商売の現場に接することも無く
また、忙しい両親の傍らで一人で過ごす時間が多く
甘々と、空想と妄想の中で自然発酵して現在に至りました。
こんなことなので、コトバは悪いですがお客様あしらい、わけても
女性相手のお化粧品を、軽口のふたつみっつ叩きながら買っていただく、などはもはや
空前絶後のことで、ならば何かタカチを換えて皆様との接点を持てないか、
呻吟して生まれたタマゴのひとつがホームページであり、
このブログでもあります。
などと大上段に振りかぶってみても、日々の由無し事に追われてこのブログも含めて
今後の展開はどうなるのか。
齢50。打ち上損ねた内野フライのように
小さな放物線のピークは過ぎて、あとはゆるゆる下降するのか。
それとも風に煽られてもう少し遠くまで行けるのか。

このブログのタイトル、鳥頭通信は、敬愛する西原理恵子さんの本のタイトル
「鳥頭紀行」から付けさせていただきました。
怒られるんでしょうか。
ダメだったらすぐに変更します
鳥のように「頭が軽い」わたしにはぴったりのようなんですが。
このブログは、私だけでなく、ウチのスタッフも自由に投稿できるようになっていますので、
良かったらまたご覧くださいね

セミ、というものはだいたい木に止まって鳴くもの、と思っていたのですが
ここ数年、木が飽きてきたのか満員なのか、
家の壁やら商店街のすずらん灯に止まって
一生懸命に鳴いている輩もいます。
あついあつい夏は、これからが本気モードです。

私は、チャームサロンカワサキ&フェイシャルクラブの、
中谷雅宣、です。
一応お店では「センム」などと呼ばれております。
今年で50になります。
50になって、ブログをはじめました。
独身、でもあります。
50になっていきなりブログを始めた独身。
難義なことです

カワサキは、1962年に創業した化粧品のお店で、
わたし及びわたしの妹が後を受けて商売をさせていただいております。
社長は今年で齢79になる私の父親であり、
自然と私が後を受けて専務ということに、とろこてん式になるわけですが
これが思うように、お商売に馴染むか、となると非常に厳しい部分があります。
社長は商売の才覚に長けていて、和歌山弁で言うと「へらこい(とっつきやすい、愛想が良い)」人であるなあと
息子ながらに感心する、というか、「いらっしゃいませ」の世界では勝てんな、と
後を継ぎながら早くも土俵を割っているわけで・・・・
社長は幼少期旧満州で育ち、終戦を迎え、日本に引き揚げる道中で父親が病死して、
奉天(現瀋陽)の街角で豆など売りながら日本にたどりついた苦労人ですが、
私はというと、甘やかされて育ってやたら感受性だけが強くなりました。
商売人の子供であったにもかかわらず
また商売の内容が化粧品、という
男の子にはおよそ縁遠いものであったからなおのこと
お商売の現場に接することも無く
また、忙しい両親の傍らで一人で過ごす時間が多く
甘々と、空想と妄想の中で自然発酵して現在に至りました。
こんなことなので、コトバは悪いですがお客様あしらい、わけても
女性相手のお化粧品を、軽口のふたつみっつ叩きながら買っていただく、などはもはや
空前絶後のことで、ならば何かタカチを換えて皆様との接点を持てないか、
呻吟して生まれたタマゴのひとつがホームページであり、
このブログでもあります。
などと大上段に振りかぶってみても、日々の由無し事に追われてこのブログも含めて
今後の展開はどうなるのか。
齢50。打ち上損ねた内野フライのように
小さな放物線のピークは過ぎて、あとはゆるゆる下降するのか。
それとも風に煽られてもう少し遠くまで行けるのか。

このブログのタイトル、鳥頭通信は、敬愛する西原理恵子さんの本のタイトル
「鳥頭紀行」から付けさせていただきました。
怒られるんでしょうか。


鳥のように「頭が軽い」わたしにはぴったりのようなんですが。
このブログは、私だけでなく、ウチのスタッフも自由に投稿できるようになっていますので、
良かったらまたご覧くださいね

2012年07月25日
TEST


えー。
はじめましてはじめまして

フェイシャルクラブスタッフ

よろぴくお願いします

Posted by チャームサロンカワサキ&フェイシャルクラブ at
20:02
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